内容説明
メラトニンは1958年、イェール大学のアーロン・ラーナーによって報告された、脳の松果体由来のホルモンである。現在、メラトニンが天然の睡眠薬として、また、時差ボケの薬として有効であることを信じる人は多い。本書で、著者が言いたいことは松果体がメラトニンを介して働く「加齢時計」だということである。
目次
第1部 自然の若返りホルモン(驚異のメラトニン;ピエルパオリ博士の物語―体内時計探求の最初の手がかり ほか)
第2部 自然の抗疾患ホルモン(免疫系―自然の自己防衛機構;癌に対する強力な予防と治療 ほか)
第3部 自然のセックス増強ホルモンおよび他の有用性(メラトニンと性;ストレス緩和ホルモン ほか)