内容説明
「遊び」の生起とは何か。パストとロゴス、リズム、身体、表現など、歴史的・文化的な変遷も含め、その本質を探る。現前の就学前教育・保育の現場での「遊び」を熟考し、伝承する恒真性(トートロジー)を見据える。
目次
第1部 遊びの知の考究と教育の位相(遊びを伝承する場所の知の位相;遊びの始原と暮らしの変化―歴史的変遷を軸に;遊びの伝承と就学前教育)
第2部 保育と遊び(「遊びを中心とした保育」の今日的意義;遊びにおける学びの捉え方;遊びを育てる)
第3部 遊びと場所のエコロジー(遊びから生まれる物語の場所;エコロジカルな場所の風景)
著者等紹介
青木久子[アオキヒサコ]
青山学院大学大学院修士課程修了(教育学)。国家公務員から東京都公立幼稚園教諭、東京都教育庁指導部・都立教育研究所指導主事、同統括指導主事、国立音楽大学教授兼同附属幼稚園長等を歴任。現在、文京学院大学大学院客員教授、青木幼児教育研究所主宰。実践研究・研修支援、執筆等を中心に活動している。専門領域等:幼児教育学、教育実践研究、発達臨床心理士。所属学会:日本保育学会・日本教育学会・日本発達心理学会・日本臨床発達心理士会
河邉貴子[カワベタカコ]
東京学芸大学教育学研究科修士課程修了(幼児教育学)。東京都公立幼稚園教諭、都立教育研究所指導主事、立教女学院短期大学准教授兼同附属幼稚園天使園園長を経て、聖心女子大学文学部教育学科教授、博士(教育学)。専門領域等:幼児教育学、教育実践研究。所属学会:日本保育学会・日本乳幼児教育学会・日本体育学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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