内容説明
ビジネスマンが知っておくべき古典の全てがこれ1冊でわかる。
目次
計篇―勝利の基本
作戦篇―迅速に勝つ
謀攻篇―戦わずに勝つ
形篇―勝つべくして勝つ
勢篇―軍の勢いで勝つ
虚実篇―強い力で弱いところを撃つ
軍争篇―機先を制する
九変篇―臨機応変の対応
行軍篇―軍の配置
地形篇―地形の利用法
九地篇―戦場の位置と作戦
火攻篇―火攻めの方法
用間篇―スパイの活用
著者等紹介
叢小榕[ソウショウヨウ]
1954年中国生まれ。文学修士、作家。北京師範大学卒業。東京大学大学院、中央大学大学院博士課程修了。昭和薬科大学非常勤講師、早稲田大学非常勤講師、大東文化大学非常勤講師などを経て、いわき明星大学助教授
ハイブロー武蔵[ハイブロームサシ]
1954年福岡県生まれ。早稲田大学法学部卒業。海外ビジネスに携わった後、数社の会社を経営し、現在ビジネスエッセイストとして活躍中。読書論、ビジネス論、人生論、人間関係論、成功法則論を主なテーマとしている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naoto
2
久々の孫子の兵法。かなりわかりやすく、読みやすく書いてある。改めて読んでみて、高地に陣取ることがよく出てくるな、と思った。イスラエルはゴラン高原を占領するわけだね。2018/09/14
Bon Jin
0
孫子の兵法を訳してくれており、また、図解もあるので非常に読みやすいため、最初に読む本としては良いと思う。最近、ビジネスに孫子の兵法を生かす本が書店に並んでいるが、それが目的の場合はそちらの本を読んだ方が良いと思う。2014/03/23
菅原 亮介
0
孫子について何も知らないよりはましと思って買った本。図解が多くて読みやすい。はじめて読むにはいいのではないかと思う。しかし、これを読んだだけでは解った気になってしまうだけなので、次に何か読まないとまずいと思った。2013/05/05
アキコ
0
はしめて孫子の兵法についての本を読んでみました。読む前のイメージはいかに勝つかというテクニックの内容だと思っていました。テクニックの前に、「勝つ」というのはなにかを説いて、主君、将軍、兵士それぞれの役割を示し、その上でテクニック的な内容に感じました。 分かりやすい図解があり読みやすいです。印象的な内容はp30の「戦争は時間の戦いである。完勝でなくても早く切り上げること」。我々はどこかで完璧を目指していることを言っている気がしました。2012/05/10