内容説明
「こころのルール」を知れば自分が見える、他人が見える。生きていくのが楽になる。
目次
第1章 自分を知るための交流分析
第2章 話の「聴き方」で人間関係は決まる!
第3章 気づいていますか?あなたの気持ち
第4章 伝えていますか?あなたの気持ち
第5章 相手のことを知る方法
第6章 相手と心をつなげるコミュニケーション
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小木ハム
14
ポチとタマのゆるっと心理学。エゴグラムやアサーション(相手を尊重した自己主張)など軽く学びたい人向けです。人が幸福感を抱けない典型的なパターンは『自己肯定感が低い』で、その根っこにあるのが『こうあるべき』。固定観念を押しつける親やパートナーは毒要素あり。会社のような組織では一定の規律は必要ですが、それをプライベートまで持ち込むと人生はたちまち酸欠に。これに早いうちから気付けると心のジリ貧から脱出できます。それは相手も同じことで、あなたの理想を押しつけないこと、そして言うべきは言う『どうか協力してください』2020/09/14
ポンコツ太郎
12
弱みを見せることを恥ずかしい事だと思うと、相手とうまく心が繋がるコミュニケーションがとれない。つまりは、カッコつけないことが重要なのかな、と感じた。所々で著名な博士達の名言が載っており、背中を押してくれる。2018/03/01
Humbaba
10
人の気持ちというものはなかなか理解出来るものではない.そのため,相手が自分の気持を察してくれないからと言って,それに不満を持っても仕方ない.素直に自分の希望や気持ちを伝えれば,解決する問題も多い.2013/03/22
frosty
6
とても読みやすく、わかりやすい、交流分析を中心とした内容の本だった(❁´ω`❁) エゴグラムやアドラー心理学の知識は少しかじっていたから、その点に関しては新鮮とは感じなかったけれど、カール・ロジャーズやマズローの人間主義心理学という、心理学の分野で今後知りたいと思えるような言葉を知ることができた♪ 全体を通して、とてもあたたかく、ほっこりするような文章で、読んでいて癒されたように感じたり☺️2019/07/28
Fumie・Vookworm
5
「わざわざ言わなくても察して欲しい・分かるよね?」というのが自分のスタンダードだったのだが、これは相手に対して「過剰な期待」「甘え」だったようだ。人と人は考え、感じ方が異なるのが当たり前だから、「素直な自分の気持ちを伝える+相手の考えを聴いてみる」という作業なしでは、コミュニケーションにつまづく訳だ。2014/09/13