内容説明
生命理論とバイオサイエンス。バイオサイエンスをめぐるさまざまな問題系を扱い、あらたな生命工学の時代における人間とロボットの変容と可能性を探る。
目次
第1部 浅田稔氏へのインタビュー(ロボット×人間×生命)
第2部 ドイツ・ビーレフェルト大学におけるワークショップの成果報告(ロボット人類学に関するワークショップ―人間と機械のインターフェースの概要;生命とロボット/人間とロボット;技術とともにある身体―技術的介入と制度に埋め込まれた行為;野生のロボット―計算機学と人間科学における規則、解釈、バグをめぐる試論;ケアの対象としての機械―ロボット・テクノロジーと機械の旅についての試論;空間をロボット化する―インテリジェント・スペース、WABOT-HOUSEに関する報告)
第3部 個別論文(HIV感染症をめぐる諸技術について―フーコーの生権力/生政治と自己のテクノロジーの可能性;テクノロジーと教育―1人1台情報端末制は教室の何を変えるのか;三木清の技術論―形をなすものとしての構想力)
著者等紹介
桧垣立哉[ヒガキタツヤ]
1964年生。大阪大学人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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