内容説明
アメリカ・エキスプレス、ウォルト・ディズニー、コカ・コーラ、ワシントン・ポストを育てソロモン・ブラザースの危機を救った株式投資の教祖のすべてを明かす。全米ベストセラー。ジョージ・ソロスを超える世界一の投資家。
目次
オマハ
家出
師匠グレアム
最初の成功
ウォルト・ディズニー
ゴーゴー時代
バークシャー・ハサウェイ
引退、そして復活
バフェットの分身
ワシントン・ポスト〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめタンク
3
2017年、12冊目。90年代出版。バフェット氏は生ける伝説として知られる投資家。ただ、本書を読むと、現代のバフェット本がバフェット氏を崇拝しているのかを知る事ができる。今では常識とされるバフェット氏のコーク愛。コカコーラを永久保有銘柄として保有している彼から、ペプシという言葉を聞く事、仕事に没頭し妻との関係がうまくいかなかった事。投資の失敗。投資本ではないけど、これこそバフェット氏の姿を知れる本だと思います。当然、絶版ですが一読の価値ありです。2017/02/20
かりん
2
4:若い頃というか子どもの頃からお金や投資に対する考え方がスゴい。情熱を傾けるという才能。■市場価格が理論価格から大幅に乖離したときに株を買い、価格調整を待つ。最終的にはマーケットは本来の価値にあった価格をつける。ダウを見ても冷静でいられる。好きな球が来るまでいつまででも待つことができる。野手が眠ってしまったのを見計らってから球を打つことができる。単純化の天才。やる必要のない仕事は上手にやったところで意味がない。分散を好まず、集中する。利益はまじめな努力の結果である。2012/03/21
葵堂
1
スノーボールが存在しなかったとすれば、恐らく最高のバフェット本。とはいえ表紙詐欺ともいえるこのタイトルの付け方はいかがなものだろうか。誰が見てもバフェットが書いたようにしか見えないが全くそんなことはないという。内容自体は自伝的だが前述のスノーボールほど詳細でもなく、バフェットの投資哲学と投資経験を中心に据えてる感じなので、比較的コンパクトにバフェットについて知りたい人ならば、こちらのほうが向いてるのかもしれない。ただ、マンガーでなくマンジャーと表記されてるのは気に食わん。2013/09/03
w
1
良書。オタク的な成功。お金に対する嫌悪感すら感じるが、世界2位のお金持ちになるとは。2011/11/22
ftcbl
0
印象的だったのは金に困っている家族にも金を貸さなかったこと。ここまで徹底して投資原則を崩さないのはバフェットらしい。あと意外と経営者で投資判断をするタイプなのかとも思った。あと彼女を父親に取り入ってゲットしたのは面白かった。2016/07/31