目次
戦略としての人智学1(ヨアキム主義;能動的態度とは;歴史を失った人類;人間は情報化できない;哲学と神秘学の違い;顔を隠したマルクス;グノーシス的自己認識;物質と物質性の違い;意識とは何か;浪漫主義的国家観;二十歳の時の高橋巖;肉体と意識の関係;委託とは;フランス革命と日本)
戦略としての人智学2(民族身体;母語と身体;母音と子音;オイリュトミー;人間天皇;認識論の彼方;動物と感覚)
戦略としての人智学3(行法について;六輪論と七輪論;天皇と社会三分節;佐藤優著『日本国家の神髄』について;麻柱;民主主義と麻柱;流出吸収論;註;あとがき―高橋巖とは誰か 笠井叡)
著者等紹介
高橋巖[タカハシイワオ]
東京・代々木生まれ。ミュンヘンでドイツ・ロマン派美学を学ぶなか、ルドルフ・シュタイナーの思想と出会う。1973年まで慶應義塾大学で美学と西洋美術史を担当。その後シュタイナーとその思想である人智学の研究、翻訳を行う
笠井叡[カサイアキラ]
1943年生まれ。1960年代に大野一雄、土方巽に出会い、舞踏家として活動を始める。1971年に天使館を設立、多くの舞踏家を育成する。1979‐85年ドイツに留学し、ルドルフ・シュタイナーの人智学、オイリュトミーを研究。2001年初演「花粉革命」は代表作として世界各都市で上演を果たす。ソロ作品の他、ジャンルを超えたアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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