内容説明
本書は、今後の、アジアでの経営やビジネスを、どのように捉えていくべきであるか、また、日本企業のアジア経営戦略はリスク対応の視点から、どのように構築されるべきであるかなどを、筆者二人の長年のアジアにおける現地調査経験を踏まえてとりまとめたものである。
目次
第1部 試されるアジア経営(激変するアジアを捉える視点;ハイリスクに変わったアジアの経営環境;アジアの底流変化が日本企業に求めるもの ほか)
第2部 ASEANの経営環境変化とリスクを読む(開発戦略の流れと経営環境を捉える;社会主義市場経済とリスク―ベトナムの経営環境を読み解く;変化する経営環境とリスク―タイの環境変化を読み解く)
第3部 中国の経営環境変化とリスクを読む(転換期の中国を捉える視点;中国の経営環境変化と投資リスク;まとめ―日本企業のリスク対応戦略)
補論 本社のオープン・システム化―異質・多様性への認容