吉行理恵レクイエム「青い部屋」

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784893362209
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0095

内容説明

芥川賞作家・吉行理恵の珠玉の作品集。母あぐり、芥川賞作家・兄淳之介、女優・姉和子との家族の記憶を描いた最後の小説「靖国通り」をはじめ、芥川賞受賞「小さな貴婦人」、女流文学賞受賞「黄色い猫」、詩「青い部屋」他を収録。

著者等紹介

吉行あぐり[ヨシユキアグリ]
1907年(明治40)7月10日、岡山市生まれ。1925年(大正14)2月上京。同年秋、山野千栄子の内弟子修行に入る。1929年(昭和4)春、東京の市ヶ谷駅前に「山ノ手美容院」を開店。自伝小説『梅桃が実るとき』(文園社)が1997年(平成9)、NHK連続テレビ小説「あぐり」の原作としてドラマ化される。1998年(平成10)、東京都文化賞受賞、『母あぐりの淳への手紙』(文園社)出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mahiro

11
所属の女声コーラスグループで作者の『むらさきの』という詩を歌った。幻想的だが甘くなく水晶の針のように繊細で傷つきやすいがそれを認めないようなその詩は美しく古書店で本書を手にとった。エッセイは懐かしい昭和の香りに満ち、子供の頃の思い出など独得の感性を持ち自己表現が苦手で意地悪ととれる行動に走ってしまう少女。そんな彼女が猫をこよなく愛する気持ちはわかる気がする、犬が苦手で散歩の道でも一度犬に吠えられた場所では必ず道を変える所は私も同じ、自分の世界を持って時々こわごわ外界と接するように生きていた人に思えた。2019/01/22

eneo

4
吉行理恵を読むときは時間が止まっている感じ。懐かしいものと出会った気持ち。もう新作が読めないのは哀しい。2007/07/06

getaya

1
☆☆☆☆2016/10/01

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