内容説明
あこちゃんはぬいぐるみのぽぽこちゃんがだいのおきにいり。あるあさ、あこちゃんがめをさますと、ぽぽこちゃんがいません…。
著者等紹介
鈴木永子[スズキナガコ]
1953年秋田県生まれ。日本画を学び、広告デザインの世界に入る。その後フリーのイラストレーターを経て、絵本作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
45
お気に入りのぬいぐるみにいたずらばかりする飼い犬のに、お前なんかキライ!と言ってしまった女の子。飼い犬が姿を消し、お父さんと探し回るお話。女の子の表情やしぐさがよく描かれていて可愛い。ぬいぐるみの修理もしてくれる、頼りになるお父さんと、何も考えてなさそうな犬もいい。お母さんはいないのかな。2017/06/11
ぶんこ
37
ぽぽこちゃんは、寝る時も一緒の大好きなぬいぐるみ。ところが犬のサスケもぽぽこちゃんが好きで、くわえてもっていっちゃいました。怒ったあこちゃん。取り合いになって、なんとぽぽこちゃんの耳がとれてしまいました。パパが治してくれてます。いいパパですね。ほのぼの。サスケを庭に出してしまったら、姿がみえない!パパと公園まで探しに行くも見つからず。なんとお庭で土掘りしてました。あこちゃん、サスケにはアヒルちゃんのぬいぐるみをプレゼント。寝床でアヒルちゃんと一緒に寝ているサスケが可愛い。2025/06/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
あこちゃんの大切なお気に入りのぬいぐるみのぽぽこちゃんは、犬のサスケもお気に入りのようで、すぐとられてしまいます。ある日サスケがぽぽこちゃんを傷つけたことで、きらいと言ってしまうあこちゃん。気づくとサスケがいません…。 あこちゃんシリーズなんですね。他も読みたいと思います。2020/12/03
みさどん
15
リアルな描写の絵本とストーリー。ぬいぐるみに気を取られ、飼い犬を無視していたあこちゃん。いなくなってから、パパと必死の捜索。難なくみつかったけれど、探す時の心情はよくわかる。等身大の生活とその風情がとても好印象。こういう絵本が少なくなってきたのではないかなと思えた。好きな本棚2025/06/07
ヒラP@ehon.gohon
10
飼い犬に大切なぬいぐるみを傷つけられたからと、犬のサスケをじゃけんにしてしまったあこちゃんですが、いなくなって初めてわかる家族の大切さですね。 あこちゃんの一生懸命さと、お父さんの包み込むような温かさにほっこりしました。 前作で気になったお母さんの存在ですが、この絵本では存在感は全くなくなりました。 あこちゃんはお父さんとサスケで、仲良く生きていくのですね。 2018/04/08