出版社内容情報
身近な食材である「海苔」。その海苔がどこでどのように作られているかを、養殖現場から紹介していく。自然の恵みが分かる写真絵本。海苔漁師が種の付いた網を張ってから成長、収穫、乾燥して商品になるまでの一連の流れを追う。
内容説明
身近な食品でありながら、どこでどんなふうに作られるのか、意外と知られていない「のり」。この一冊で、のりのすべてが分かります。楽しく知るうちに食べ物や命への感謝が生まれてくる絵本です。幼児~小学校低学年向き。
著者等紹介
伏屋満[フセヤミツル]
愛知県知多農林水産事務所水産課(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
84
おにぎり大好きっ子の娘に。海で海藻を養殖し、加工して「海苔」となるまでの工程を写真で紹介する絵本。「たね(殻胞子)」をつけた網を海にはるところとか、潮の干満でときどき海水から出してやらないと健康に育たないところとかが意外だった。黒くてドロドロした海藻を、紙のようにのばして乾かして使おう、さらに、米をこれで包むとうまいんじゃね?と思った昔の人はすごいな、と思った。2015/06/07
Aya Murakami
82
図書館本。 のりが意外と海の中でふさふさだったり満ち引きで時々海がら出ることによってよく育つことだったり意外と知らないことだらけ。身近な食べ物ですが欧米人は嫌っているみたいですね。殻胞子…、海藻が胞子で育つのは知っていましたが後で高校の生物の教科書おさらいしてみようかしら?2024/04/17
たーちゃん
26
息子の好きな海苔。「こうやって出来るんだね」と言っていました。2022/10/03
魚京童!
20
だからといってのり漁師になりたいとは思わないよね。労働集約型で、機械化できない。まだ。海を機械化できるようにしたら人間の勝利だと思う。今人間は勝てないから、負けないように壊そうとしている。しょうがないよね。人間は勝ちたい。最低でも負けないようにしないと。だからイギリスで生態系の保護が訴えられてきたし、でも無理だよね。資本主義だし。お金のためにどこかから搾取しなくちゃ。人間からやると労働基準局が来るけど、自然からやっても誰もこない。いじめみたいだ。ダメなの知ってるけど、誰も注意しない。自殺したら、やっと問題2019/05/07
けだま
16
試しに小4次女に海苔は何からできているのか聞いてみた。海の中のもの、というところは見当がついたようだが、その後はあやふや。海苔は育てるものだということは、私も知らなかった。これから遠足など、お弁当の季節。行事に合わせて読んでみたい。低~中学年向け。3分。2015/06/24