出版社内容情報
ふかい森のおく、ネズミがおさんぽ。そこへキツネが、フクロウが、ヘビが、つぎつぎとあまいことばをかけて、ネズミをたべようとする。そのたびネズミは「ぼくは、グラファロと約束があるんだ」。世にもおそろしい怪物“グラファロ”。それよりもネズミは…?●スマ-ティーズ賞 幼児~
内容説明
よにもおそろしいかいぶつ“グラファロ”!!でもちっちゃいネズミくんはそれよりもず~っと…。
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試行錯誤中の子ども本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
うそからでたまこと、ここにあり。オタマさんと大笑いしているうちに終わってしまった。もりでいちばんかしこいのは?の答えは決まりですね。モンスターをイタリア語っぽい発音で読むと怖いのに楽しいかんじで、「そうやってよんで!」とオタマさんに大うけ。2018/05/25
魚京童!
18
典型的な面白い話。良かった。トラの威を借るキツネ。でもこういうの大事でしょ。周りを有効活用していく。頭がよくないと生きていけないこの世だから、なんでもいい。とりあえず生き残る。でもたぶんこんなまぬけなトラはいない。だからキツネは食われて話は終わる。現実は厳しい。だからこそ夢を見るのだ。2019/07/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
このねずみは賢い!デマカセだけどもっともらしく答えて、命の危機を回避。でもデマカセだったはずのグラファロが実在しちゃった!でもやっぱりねずみは賢い(笑) 『レモンの図書館』 https://bookmeter.com/books/12538632 のカリプソの読書案内で紹介されていた本 15/24 2019/05/15
みさどん
17
口八丁で渡っていくねずみが憎らしいくらい。虎の威を借りるんだったら、もう少し礼儀正しくとかうろたえるとか感謝とか、守ってあげたくなるような何かが欲しい感じ。でも読み聞かせに選ぼうかな。架空の怪物(ちっともおどろおどろしくない)が言った通りの姿で出現するところがなんとも愉快だから。2016/04/10
ゆきのひ
16
「ぼくのママはどこ?」から、アクセル・シェフラーの絵を求めて他作を読む。ネズミって賢い!と唸らせる作品でした。弱肉強食の世界で、ネズミは空想の「グラファロ」をちらつかせながら、敵対する動物達を追い払うが、中盤、本当にグラファロが現れる!今度は、グラファロに食べられそうになるけれど…ドキドキ、ハラハラするストーリーで面白かったです(^^)2016/02/20
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