内容説明
『つきのよる』という絵の中にいるねずみたちは、おひさまを見たことがありません。「おひさまってどんなかなあ。」「そうだ!おひさまみにいこうよ!」…月の夜、森の美術館で起こる不思議な物語。
著者等紹介
かさいまり[カサイマリ]
北海道生まれ。小樽女子短期大学英文科、北海道芸術デザイン専門学校卒業
黒井健[クロイケン]
1947年新潟生まれ。新潟大学卒業。2003年山梨県の清里に「黒井健絵本ハウス」を設立する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
49
「つきのよる」というタイトルがつけられた絵の中に住んでいるねずみたちは、まだ一度もおひさまを見たことがありません。そこでひと目おひさまの姿を見ようと、絵から飛び出しますが・・。黒井健さんのほのぼのした絵が話の内容にピッタリでした。★★★★2012/09/13
Smileえっちゃん
45
図書館本。黒井健さんの絵に誘われて。「つきのよる」という絵のねずみ達。おひさまを見たくて絵から抜け出し、日向ぼっこをしたり、くまと遊んだりして楽しくて帰りたくなくなった。でも、夜になると一人ぼっちの月の事を思い出し絵に戻る。黒井健さんの優しいい色使いにほっこりします。 2024/05/15
天の川
32
おひさまを見たことがない絵の中のねずみたちのお話。黒井健さんの絵が温かい。今日で読み聞かせボランティア養成講座も最終回。どんなふうに子どもたちが聞いてくれるのか楽しみです。2016/03/06
鈴
24
絵の可愛さに惹かれて。可愛いなぁ~(*^▽^*)話も夢があって、息子も引き込まれている様子だった。おつきさまの心配をするねずみたちの心が素敵。2012/10/02
anne@灯れ松明の火
21
別の作品を探しに行き(それはなかった)、かさいまりさんだと手に取った。「月夜の絵」に描かれたネズミたち。お日さまをみたことがないので、絵から飛び出した。初めてお日さまを見たネズミたちの様子が何ともかわいらしい! 朝日、昼間のお日さま、夕日・・・・・・。どの姿も美しく、温かく、目が離せない。友達もできたネズミたち、さて、どうするのかな?2012/10/18