カーチェイス映画の文化論

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784898001738
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

内容説明

自動車、バイク、大型トラック、トレーラーで疾走するドライバーが胸裏に秘めるものは何か?『ブリット』『フレンチ・コネクション』から『キャノンボール』『スター・ウォーズ』までカーアクションの変遷を論評したハリウッド映画論。

目次

プロローグ カーチェイスと現代ハリウッド映画
序章 カーチェイス映画時代の幕開け
第1章 カウボーイ・ドライバーの疾走
第2章 カウボーイ・ドライバーは大衆のヒーローか?
第3章 七〇年代アメリカとカーチェイス映画の盛衰
第4章 カウボーイ・コップとカーチェイス
第5章 カーチェイス進化論
エピローグ 二十一世紀のカーチェイス映画

著者等紹介

長谷川功一[ハセガワコウイチ]
1966年、札幌市生まれ。北海道大学卒。NHK勤務を経て、ペンシルバニア州立大学に留学。2001年、アメリカ研究で修士号取得。その後、ニューヨークに2年間在住してから帰国。現在、札幌市在住、フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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火曜日

1
ブリットとフレンチコネクションを皮切りに70年代に人気を博すカーチェイスは60年代反体制そして古くは西部劇にルーツを持つ。80年代保守化の世情で反体制ヒーローは体制内で頑張る警官モノに変化し、飽和したカーチェイスは次第にメタ化ハイブリッド化。映画的にも現実的にも「スピード違反=反権力」の図式成立のキッカケはオイルショックであり、折しも無線技術発達によりドライバー間のネズミ捕り周知が反権力闘争の一端を担う、という指摘が興味深い。反体制的感性に基づくカーチェイスにおいて「鉄道=国家権力」という図式もなるほど。2018/11/16

yooou

0
☆☆☆★★2006/12/10

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