内容説明
山で見つけたかわいい子ウサギに、ぼくは、「みみくろ」と名まえをつけた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
作者の住んでいる愛知県設楽の山村では「野ウサギを飼っていても月夜の晩にいなくなる」とい言い伝えがあり、頑丈なウサギ小屋を作っても、その中で飼っている野ウサギはいつの間にかいなくなっているという。そんな野生のウサギと少年の触れ合いや心を描きたいと、勤めていた小学校の児童と共に書かれた物語。2019/12/12
とよぽん
22
小学校の先生だった作者が、平成6年頃に作った物語を改作して絵本として世に出した絵本。愛知県設楽町に伝わる野ウサギの話だ。不思議だが、月と兎って・・・。ラストについてはいろいろな感想があったものの、私はあまり抵抗なく受け止めていた。2019/12/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
あとがきにありましたが、金田さんの住む愛知県設楽の山村に伝わる不思議なおはなしを教員時代まとめて絵本にしたそうです。金田さんの文章に子どもたちが絵をつけてくれるなんてステキな絵本ですね。こちらは狩野ふきこさんのステキな絵で出版されたものです。野うさぎを飼っても月夜の晩にいなくなる、お月さまが連れていってしまう、そんな不思議な体験をした男の子のおはなし。みみくろと名づけられた野うさぎとしんいちくんの別れでも温かいおはなしでした。2020/01/13
亮さん
5
月の夜にウサギは帰っていく。 野うさぎを飼うことの難しさ。2017/10/14
watausa
0
途中までは良かった。ラストは最初とのバランスを考えれば、もっとリアルで良かったと思いました。2012/02/11