内容説明
循環型社会実現のためには、バイオマスがいかに利用されるべきか、環境保全との関連でどのようなシステムが望ましいのか、産業展開をする場合にどのような観点から議論が必要なのかを記述した。内容的には、バイオマスのエネルギー変換、海洋バイオマス利用、海洋環境の保全、産業クラスター計画、新規産業の創生など幅広い領域をカバーしている。
目次
第1章 環境バイオ技術(環境問題の現状と将来動向;バイオ利用技術による対策 ほか)
第2章 バイオエネルギー利用技術(バイオエネルギーとは何か;バイオエネルギー変換技術とは何か ほか)
第3章 バイオ機能による海洋環境修復(海洋生態系の利用;海洋環境の物理制御による環境修復 ほか)
第4章 海洋バイオマスを利用した物質生産技術(海洋バイオマスからの物質生産;バイオマスからの有用成分利用技術 ほか)
第5章 循環型社会を目指して(環境産業(循環型産業)とは?
循環型システムの具体例 ほか)
著者等紹介
横山伸也[ヨコヤマシンヤ]
1969年北海道大学理学部化学第二学科卒業。1971年同大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了。1974年同大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了。1974年工業技術院公害資源研究所入所。1988年同所燃料資源部新燃料開発研究室長。1991年資源環境技術総合研究所温暖化物質循環制御部バイオマス研究室長。1994年同所温暖化物質循環制御部長。2001年産業技術総合研究所中国センター所長
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