出版社内容情報
シリーズ第3弾!想い出のつまったおかあさんのコートが、わたしのコートになったの!雪のふる、しずかな朝です。はやく外に出てあそびたいさきちゃんを、おかあさんは屋根裏部屋へつれていきました。大きな箱をあけると、そこにはおかあさんの赤いコート。着てみるとさきちゃんにはおおきいみたい…。「ミコさんに、したてなおしてもらいましょう」とお店にむかいます。
内容説明
想い出のつまったおかあさんのコートが、わたしのコートになったの!おようふく絵本シリーズ第3弾!
著者等紹介
石井睦美[イシイムツミ]
作家。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞と新美南吉児童文学賞、『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞など受賞多数
布川愛子[フカワアイコ]
イラストレーター。東京芸術大学卒業後、広告、雑誌などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
163
はる、あきに続いて、おようふく絵本シリーズ第3弾、今回は、ふゆでコートです。何時ものパータンですが、これからの季節に相応しい、暖かく可愛い赤いコートでした。 https://www.bronze.co.jp/books/9784893097118/2022/10/18
ままこ
74
季節感あふれるおようふく絵本シリーズ。色んな冬の音が聞こえてきそう。さきちゃん、冬遊びがますます楽しみになるね。素敵な仕立て直し似合っている。親子で読むのにピッタリ。布川さんの絵が可愛い♡2022/12/10
ぶんこ
48
表紙からして可愛い。昨日までは秋だったのに急に雪が降った日。さきちゃんの冬のコートがありません。「お母さんの冬の箱」というのがステキ。一つの箱に冬の物を全部入れておくのっていいな。お母さんの子どもの頃のコートは、さきちゃんには大きすぎました。狐のミコさんに仕立て直しを頼みにいきます。ミコさんの家がステキすぎて、じっくり拝見。ストーブの上の湯気をあげるヤカンから、棚に飾られたあれこれ。絵もステキで、シリーズのようなので、早速他2冊も読んでみます。2024/01/28
anne@灯れ松明の火
17
シリーズ3。読みたい本に入れたままだったが、こども本の森中之島で出会えた。お母さんが子どもの頃に着ていたコートをミコさんに仕立て直ししてもらうことになった さきちゃん。さきちゃんの気持ちを聞いて、裏地やボタンの提案をしてくれるミコさん。最後のおまけもうれしいね。布川愛子さんの細かいところまで描かれた絵がサイコウ! クリスマス前にオススメ。2023/02/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
お母さんの来ていたコートを仕立て直す…良いものは長く使え、子どもや孫にまで繋がる、そんな子供時代を過ごしたなぁと思い出しました。今自分が持っているものを子や孫へ繋がれるものってないという寂しさも感じました。いや、絵本があるわ! 絵本の感想とは関係ない話になってしまいました(;^_^A 私より上の年代の人に読んでもらいたい絵本です。2022/11/14