内容説明
住んでいたおばあさんが引っ越してから、森でひとりぼっちになった古い家のイエコさん。そこへ次々と動物たちがやってきて、イエコさんは次々に…ぱくりぺろり。
著者等紹介
角野栄子[カドノエイコ]
東京生まれ。早稲田大学卒業。1960年から2年間ブラジルに滞在。帰国後、童話や絵本の創作、外国の絵本の翻訳を手がける。代表作の『魔女の宅急便』全5巻(福音館書店)で野間児童文芸賞、小学館文学賞、IBBY(国際児童図書評議会)オナーリストなどを受賞している
ヴォリ,ユリア[ヴォリ,ユリア][Vuori,Julia]
ヘルシンキ生まれ。ヘルシンキ美術工業大学でグラフィックと写真を学ぶ。マルヤッタ・レヴァントと組みフィンランドナショナルギャラリー・アテネウム美術館の子ども向けガイドブック『Tunnetko』などを手がけている。フィンランドのルドルフ・コイヴ賞のほか、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞、IBBY(国際児童図書評議会)オナーリストなどを受賞している。現在は2人の男の子とともにヘルシンキ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そる
160
子供No.4チョイス。なんじゃこれ、シュール。イエコさんに食われておならで破裂して、イエコさんまた自分で元通りにして、「またパクリ、ペロリしてあそぼうねー」遊びだったんかい!2019/07/14
Aya Murakami
87
図書館本。NHKの番組で存在を知った本。 現実社会でいうスマートハウス的存在かな?優しいのは怖い、怖いのは優しいというのはありそうでなかった発想。優しいのは怖い単体だとよく聞く話ですが…。2022/11/23
どあら
31
図書館で借りて読了。訪ねてきた皆をパクリ、ペロリ…あ〜あ〜。そしてオナラとは…(・・;)2020/04/14
深青
24
なんだこれは...!!住んでいた人が引っ越して一人ぼっちになってしまった家、イエコさん。彼女の元を色々な動物が訪ねますが...。シュールというか怖い...!?でも、だんだんクセになる。何もんだ、イエコさん...。面白かったです、エクササイズエクササイズ!!2016/04/16
いろ
22
前からちょっぴり気になっていた絵本,図書館平棚で出会い,連れて帰る。ぱくりぺろりに肝を抜かれ,エクササイズエクササイズ♪の軽快さに何だ何だ!?となりつつも惹き込まれて読み進める。繰り返した挙句に,夜のブブブブブ~。皆が仲良く楽しそうな表情を浮かべ「また あそぼうね」って。そっか,楽しかったのか。遊んでたのか~。何とも奇妙でナンセンス。でも,さすが角野さん,温かい気持ちにもなるから不思議^^ 破裂したら慌てて手を伸ばして元に戻すイエコさんが愛らしいv 8歳男児は笑って「面白かったけど,ちょっと怖いね。」2016/05/31