はじめての劇作―戯曲の書き方レッスン

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893092885
  • NDC分類 901.2
  • Cコード C3074

内容説明

思わずひきこまれる物語、リアルな登場人物、生き生きとしたダイアローグ…劇作を成功させるためのガイドラインが、この一冊にじつに明解に提示されている。

目次

プロットとテーマ
キャラクター
構成
ダイアローグ
初稿
リライト

著者等紹介

カーター,デヴィッド[カーター,デヴィッド][Carter,David]
劇作家・演出家。ケンブリッジ在住ローズ・ブラフォード・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマを経て、クラスワークス劇団でシアター・イン・エデュケーション(TIE)活動を続け、後に自らが主宰するTIE劇団でパフォーマー、劇作家、演出家、音楽監督を務める。TREPASS(先進的著作活動を促進する団体)創立メンバー。中国校が舞台の処女作『Happiest Days(幸福な日々)』は、失業率と若年犯罪率が記録的に高まる中で、学校教育のあり方に疑問を投げかけた作品。近年は、ディヴァイジングの手法を取り入れた、劇作家というよりも演出家寄りのアプローチをしている。ケンブリッジのフリンジ演劇界で、パフォーマー、音楽監督として活躍。映画音楽も多数手がけ、関連書籍も多い

松田弘子[マツダヒロコ]
俳優・翻訳者。1961年、長野県中野市生まれ。高校生だった1979年から80年、AFS交換留学生として米国ウィスコンシン州に一年間滞在。国際基督教大学卒業(語学科日本語学専攻)。在学中の1983年から、平田オリザ主宰の劇団「青年団」に俳優として参加、現在に至る。並行して語学・翻訳関係の仕事も続け、中学英語通信教育教材の校正、映画宣伝素材の翻訳、機械翻訳システムのインストラクターおよびサポートセンター勤務等を経て、1994年以降フリーランス
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

井月 奎(いづき けい)

2
具体的に書かれていて、創作する指南書としてとても優れています。たしか芥川龍之介が、「小説を創ることは床磨きと多くの共通点がある」と言っていた、それをどういう作業をするのかを順を追って書かれている。創るためのみならず、小説や戯曲をよく読むために、また劇や映画をより深く見るためにも役に立ちます。2015/05/09

酒井一途

2
読んでる途中で高校生の頃に一読してたことに気がついた。劇作のガイドラインを丁寧に追ってくれる良著。ただそれを知ってから書けるかが難しいところで。詳しいところ以上に、書け頑張れ、と励ましてくれる前半に力づけられる。あと訳者あとがきで「私は、俳優です」とあって、訳者の松田弘子さんが何度か顔を合わせたことのある松田弘子さんだということが判明した。青年団の役者さんで。なんというか、こういうところで繋がってくるのはおもしろいなあ。高校生の頃に読んでたんだもんな。2012/07/25

伊崎武正

0
例が豊富でだった。でも自分には無理だー。2014/01/26

もじゃ

0
少し真面目に書き方の勉強をしようと思ったので。理論的に書かれているので参考になる。残念なことは練習問題に出てくる戯曲をほとんど読んだことがないこと。勉強することは山ほどある2012/05/25

ジョニー出ッ歯

0
戯曲を書く際に常に横に置いときたい資料の1つ2009/09/10

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