出版社内容情報
新書みたいにスラスラ読める! 文法用語にたよらない画期的な入門書シリーズ。
目次
1(文字と発音のしくみ;書き方と語のしくみ;文のしくみ)
2(区別のしくみ;人と時間のしくみ;「てにをは」のしくみ;数のしくみ;実際のしくみ)
著者等紹介
植田かおり[ウエダカオリ]
専門は西洋古代哲学。学習院大学大学院博士課程修了。博士(哲学)。現在、神田外語大学准教授、聖心女子大学非常勤講師、朝日カルチャーセンター講師(「古典ギリシャ語中級」担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
本屋のカガヤの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
16
新版ということで、何が変わったかと言えばCDが附属しなくなって自由にダウンロードできるようになった位。頭の方の発音絡みは意外と良く出来てる気がする。ただ、普通の教科書だと本の半分は変化表な古典ギリシア語だけになんとなく雰囲気が味わえればいいんじゃね?という感じではあります。実際のしくみのところで国会図書館の「ἡ ἀλήθερώσει ὑμᾶς」なんかはあすこにいけば必ず気付くしこういう例は他にもあるんで探すと楽しいすよー的な。2014/08/14
Haruka Fukuhara
5
わかりやすくていい本だった。読み流して全体像がざっくり掴めたけど、修得は難しそう。一応、政治学やるなら古典ギリシア語、法学やるなら古典ローマ語くらいは一生のうちに齧っておいた方がいい気がするけど今の政治学の潮流はきっと英語一色なんだろうな…2017/03/28
ミキ
4
2025-15:著者に大学時代に古典ギリシア語を習っていました。ラテン語に興味があるのですが、その前に古典ギリシア語の復習もしようと思い手に取りました。錆びついた記憶が少し蘇りました。2025/02/11
kasagumo
2
読了。前半部はふむふむと何となく読んでいられたけど、後半に入ってからは結構時間がかかってしまった。本書は文法用語を極力使わない方針となっており、前半ではそれが分かり易さに貢献している反面、後半では日本語として見慣れない言葉を多く登場させることになり、一息に飲み込めない文章になってしまった印象。(個人的には、”「は」の形”と書かれるより”主格”という言葉の方が目で見た瞬間意味が通じやすいように思える) 一先ず、自分の中に学習のための大枠を拵えるという目的は果たせたので、副読用に脇に置きつつ次へ進みたい。2018/01/22
いとう・しんご
1
ギリシャ語の仕組みを知りたいと図書館で探して読みました。字母、名詞、形容詞の性数一致や格変化、動詞の人称変化や時制など基本的な仕組みが手際よく紹介されていて、最後には10世紀の手書き写本を読んだり、長短格を示しながらイリアスの朗唱案内したり、と楽しめます。この本でギリシャ語を学ぶことは出来ないけれど、聖書や古代ギリシャ哲学などのについて知識を深めるためには好適な読み物です。後でアマゾンで購入の可否を確認したいくらいです。2020/08/01
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