目次
もっとも安全なエネルギー政策は原発をなくすこと(菅直人)
汚染された世界に生きる(小出裕章)
驚くに値しないさらなる驚き(デイヴィッド・ロックバウム)
国会事故調査委員会の調査結果(崎山比早子)
放射性セシウムに汚染された日本(スティーヴン・スター)
世界は福島の事故から何を学んだか?(松村昭雄)
電離放射線の生物系に及ぼす影響について(デイヴィッド・ブレンナー)
福島における初期の健康への影響(イアン・フェアリー)
チェルノブイリと福島における生物学的影響(ティモシー・ムソー)
WHOとIAEA、ICRPがついた嘘(アレクセイ・V・ヤブロコフ)
ウクライナ、リウネ州における先天性奇形(ウラジミール・ヴェルテレッキー)
いつ何を知ったのか(アーノルド・ガンダーセン)
使用済み核燃料プールと放射性廃棄物の管理(ロバート・アルバレス)
日本とアメリカにおける七〇年間の放射能による危険性(ケヴィン・キャンプス)
福島の事故後の食品監視(シンディ・フォルカース)
原子力時代におけるジェンダー問題(メアリー・オルソン)
原子力施設から放出される放射線についての疫学調査(スティーヴン・ウィング)
低レベル電離放射線の被曝によるがんの危険性(ハーバート・エイブラムス)
原子力発電の台頭と衰退(デイヴィッド・フリーマン)
原子力時代とこれからの世代(ヘレン・カルディコット)
著者等紹介
カルディコット,ヘレン[カルディコット,ヘレン] [Caldicott,Helen]
医学博士。オーストラリア出身。オーストラリアとアメリカの医学界に貢献し、またその間、ハーバード大学の医学部において、遺伝的嚢胞性線維症の治療、さらには、ハーバード大学医学部教員として小児科をめざす医学生の育成にあたる。レーガン大統領時代の1980年グローバル予防医学の臨床実践へと専門を移す。また、「医学的見知から、原子力発電並びに核戦争がもたらす人体への影響」について、人々の認識を向上させることを主たる目的として、医師としての社会的責任を追及するための組織(総称PSR)を設立する
河村めぐみ[カワムラメグミ]
日本で大学を卒業後、アメリカに留学。ミシガン大学心理学部大学院卒業。帰国後、外資系企業に勤務しながら、フィクション、実用書など、幅広く翻訳・編集業務に携わる。現在は翻訳に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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