内容説明
生きる術は、それしかありませんでした―電気もガスも止められた翌日、子どものお腹を満たすため「嬢」となったシングルマザーは、いかにして広島NO1カサブランカ・グループの女社長となったのか?デリヘル業界の清も濁も、この一冊に。
目次
第1章 わたしがデリヘル嬢になった昼下がり
第2章 音楽が大好き!―オーケストラを夢見た子ども時代
第3章 彼はわたしの王子さま―恋をすると一直線だった少女時代
第4章 「あいつには堕胎させるから」―幸せから一転、泥沼の離婚劇
第5章 「ママをいじめるな!」―デリヘル転向前夜のDV&激貧生活
第6章 マリちゃんのリコーダー―現役デリヘル嬢時代の思い出
第7章 子宮筋腫を発見―デリヘル嬢から女性経営者に転身
第8章 ドアの向こうで待っていたのは…―デリヘル珍事件集
第9章 わたしは彼女たちの姉です―困ったちゃんなデリヘル嬢たち
第10章 デリヘルがあったから、生きてこられた
著者等紹介
長谷川華[ハセガワハナ]
元デリヘル嬢。現在はカサブランカグループ代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きっぱ
2
以前夕方のニュースの特集で風俗に駆け込むシングルマザーが急増、というのを見たことを思い出しながら読んだ。セーフティネットってなんだろう。作者の志は素晴らしいけど、貧困に苦しむ女性が最終的に辿り着くのが性的サービスってどこか歪んでる。二人の息子さんは素晴らしいな。2014/03/05
海
2
離婚→困窮→デリヘルデビュー→引退してデリヘル経営 と言う人の書いた本。普通の専業主婦が離婚して食うに困ってデリヘルへ…と言う図式にしたかったようなんだけど、高校のエピソードを読むとやっぱりちょっと変わってる人なんだなあと言う印象を受けた。そもそも、そんなに切羽詰まる前になんで他の手を考えなかったのかが不思議。著者は同性の共感を誘いたかったのだろうが、共感できないまま読了した本。2012/05/02
まっちゃん
0
女性の立場で新しい挑戦をされている作者はすごいなと感じました。 2012/04/15
定年おやじ
0
子供2人のバツいちの筆者が、食い詰めてデリヘル嬢へ。それからついにデリヘル経営へ、前向きさがいいです。2012/02/22
korochan
0
ひたむきに生きる筆者のパワーと健気さがすばらしい。この出版がマイナスではなくプラスに働くことを願っている。2011/12/13
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