目次
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず
権利は、平等に与えられている
愛国心について
私が先頭に立つ
新年に言葉を寄せる
法とは貴いものである
国民の役割とは何か
男尊女卑は許しがたい
故郷・中津の青年に向けて
身分制度という害悪
演説の重要性について
恨み・妬みは、人間最大の不徳
心の持ちよう
懐疑的精神の意義
精神と行動
誠実さが信用を生む
著者等紹介
福沢諭吉[フクザワユキチ]
1835年1月10日~1901年2月3日。中津藩出身(現在の大分県)。著述家、啓蒙思想家、教育者であり、慶應義塾の創設者でもある。教育に尽力するとともに、日本に初めて保険制度を紹介するなど、その活躍は多岐にわたり、教え子からの人望も厚かった。また、生涯を通じて、官ではなく民の重要性を唱え、その姿勢は終始一貫していた
河本敏浩[カワモトトシヒロ]
教育評論家。1967年生まれ。名古屋市立向陽高校卒業。同志社大学法学部政治学科を経て、同大学文学研究科新聞学専攻修士課程修了。(株)学習研究社、新教材『マイガク』製作チームリーダーであり、社団法人全国学力研究会の理事長を務める。年間70校以上で行なっている、教員・保護者・高校生を対象とした講演は「勇気と感動が得られる」と大きな反響を呼んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。