踊り候え

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踊り候え

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893019998
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0000

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

OZAC

5
鴨居玲の個展を見るまで、失礼ながら彼のことは全く知りませんでした。久々に強い衝撃を受けた画家に出会えたと思います。絵描きさんですが文章もとても上手で、絵よりは明るい気持ちで読み進めることができると思います。でも気に入られたら、ぜひ直接絵画作品を見ることをお勧めします。2017/02/06

きりさめ

3
こんなにひどく暗い絵を描くのだから文章にも暗い感情のこもった言葉で綴られているのだろうと思って手に取ったけれど、想像とは真逆の、飄々としてユーモアを交えたエッセイだった。そのなかでもやはり絶対的な孤独を内面に持っていることが滲み出ていて、遠い彼岸から周りの人々の営みをながめていたようにも思える。2019/08/15

lonely_jean

2
イラストレーター、ではない。画家だ。芸術家だ。近頃こういう画家はいるのだろうか。いてもなかなか世に出られないだけなのだろうか。世の中に直接役に立っているというのでなくても、こういう画家がいなくなってしまうのは、よくない気がする。2025/02/04

kuu

2
描く物は、人物。その人から発せられるエネルギーを受けて描く。それが愛すべきところなのだという。アーティストとして常に最高のものを送り出していくことを持続させるには、計り知れない力が必要なのだろうな。私には、もちろん理解できないけど。鴨居玲氏は、自ら人生にピリオドを打ってしまう。実姉のランジェリーデザイナーの羊子さんの追悼文、「下塗りから完成へと一気にのぼる彼の秘儀の奇跡は、ついに私には見えなかった。死因もわからないままに・・・」という一文が、玲氏の人生を物語っているように思った。実物の作品を見てみたい。2013/03/18

羊田羊子

1
闇の芸術、の孤独や暗さの無い軽快な語り口でほっとしました。

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