内容説明
医療や仏教に癒しの場を取り戻そう!もともと医療も仏教も患者に「手を当て」て慰めのこころを示すところからスタートした。「手を当てる」その温もりを大切にしたい―。
目次
第1章 聴診器の向こう側(いやなら行くな!!;喫煙車が欲しい!! ほか)
第2章 白衣を脱いで(長寿万歳!?;王様の手術 ほか)
第3章 講演と座談会(医学の周辺;プライマリケアとは ほか)
第4章 木魚のひびき(おかげさま;「酒のむは罪にて候か」からの転回 ほか)
第5章 香のかおり(健体康心;ことば考 ほか)
著者等紹介
三浦義弘[ミウラギコウ]
昭和12年弘前市禅林に生まれる。弘前高等学校、駒沢大学卒業後永平寺安居、35年より48年まで東京、宗教法人神田寺勤務。教化部・出版部・幼稚園主事を歴任、友松円諦先生に師事。24年得度、49年三十八世義明大和尚の下で立職。60年1月より盛雲院住職となる。この間、弘前地区保護司、青森刑務所教誨師を拝命。院内坐禅堂を開放している。平成2年7月より弘前大学医学部倫理委員会専門委員。同大学医学部非常勤講師。平成9年より曹洞宗審事院審事
木村然二郎[キムラゼンジロウ]
昭和4年秋田県平鹿町に生まれる。先祖は代々横手市で生活。菩提寺は横手市光明寺(浄土宗)である。秋田県立横手中学校卒業後、病気や戦後の不況に遭い乍らも東北大学理学部生物学科卒業後、弘前大学医学部医学科卒業。同医学部第二内科(大池内科)入局、心臓呼吸器を研究。講師、医局長まで進んだが考えるところあって現在地に昭和46年木村内科小児科医院開業。弘前市医師会内科部会長、弘前保健所結核審査会委員。川柳を趣味とし、川柳研究社(東京)幹事、青森県川柳社、弘前川柳社各常任委員
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