内容説明
「ワンぬうむい交通安全」(沖縄の方言で「私の願いは交通安全」という意味)。道行くドライバーに交通安全を訴え、子供たちには交通ルールの指導をするスーパードッグ。テレビや新聞でおなじみのボギーの活躍が、ついに本になった。
目次
ボギーとの出会い
厳しい“社員教育”
ボギーは“ぬちぐすい”
“犬のおまわりさん”誕生
日本初の警察広報犬に
ボギーの交通安全指導
大恋愛の果てに
新しい出会い
手登根さんの夢
著者等紹介
西松宏[ニシマツヒロシ]
1966年生まれ。兵庫県出身。関西大学社会学部卒業。米国留学、週刊誌記者などを経て、現在はフリーランスライター、児童書作家。九州・福岡を拠点として、スポーツ、食、農、動物、環境問題などを主なテーマに取材、執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Aya Murakami
85
アマゾン購入本 動物が出てくる本でネーミング由来も描かれている作品っていいですね。本作のボギーはゴルフ用語由来みたいです。 酔っ払いに暴力を振るわれる子犬ボギー君の姿には心を痛めました。と、同時にこうやって犬は酔っ払い嫌いになってしまのだなと実感。うちの親父は若いころに酔っぱらって帰宅中に野良犬10匹ほどに取り囲まれたそうですが、おそらく野良ちゃんは酔っ払い親父の姿と酒臭さから子犬時代の嫌な記憶が呼び覚まされたのかも?私だって酔っ払いは嫌いだ!2020/10/31
マトロ
1
かわいい
ワタナベ読書愛
0
2007年出版。沖縄県浦添市で、捨てられた子犬がタクシー会社の職員たちに拾われ、社員となり、警察署公認の広報活動をする「警察広報犬」になるまでのいきさつを書いた本。児童書なので読みやすいが、周辺事情や登場人物たちの心境、大切なメッセージなどが漏らさず入っている。犬としてはちょっと変わった性格のボギーと、温かい気持ちのタクシー会社の職員さんたち、地元住人たちとの交流が感動的。モノを言わないでじっと座っているボギーを見て、それぞれの人が様々な思いを巡らし、自分で自分を励ましていく。悲しい場面もあるが、素敵な本2025/09/17




