出版社内容情報
ざん新なアイヌ語付き絵本。アイヌ語は文字がなくローマ字のルビ付き。有名なアイヌ神謡集原作の著者知里幸恵の姪が、親しみやすい修訳で、生活、信仰、日々の戒め等がわかる。画家でアイヌ研究家の、絵がやさしい。
小学中学年
内容説明
この本はアイヌの人々の生活、信仰、日々の戒め等の言い伝えを、アイヌ語の音の美しさと、熟練した日本語訳とをもつ原作。それに、知里さんのめいのむつみさんの修訳・横山孝雄さんの絵を加えて、いっそうわかりやすい童話に仕立てました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
22
#説明歌 ものすべて神が宿るという信仰日本の古来アイヌが伝え。 アイヌの神謡集から、子供向けの絵本に。 アイヌ語をローマ字とカタカナ表記で。 日本語の訳と日本語の解説。 どれか一つを読みつなぐのでもいろいろなことが分かる。 すべてのものに神が宿るという日本の古来からの信仰の源を知ることができるかもしれない。2013/04/19
Yuko
8
才能あふれる若き女性が訳した「アイヌ神謡集」 惜しむべくは、大変短い命だったことだ。 今年は初めてゆかりの地、本郷ルーテル教会で執り行われた「知里幸恵召天記念会シロカニペ祭」に参加した。 10年間ひとつひとつの物語を表現してきた舞香さんの一人劇「第5話 谷地の魔人が自から歌った謡『ハリツ クンナ』」がとにかく素晴らしかった。アイヌの物語を残して行きたいという気持ちがしかと伝わってきた。 2019/09/09
くまこ
4
図書館の児童書コーナーで読んだ。基本的にまんが絵本の形をとっているのだが、アイヌ語のローマ字表記、解説と内容が充実している。『アイヌ神謡集』や知里幸惠に繋がるきっかけになった。2011/12/03
SK
3
61*神様がいっぱい。それぞれのページに解説付き。アイヌと和人の和解物語でもあるようだ。アイヌの方は顔の彫りが深いのかなぁ。2015/02/26
tellme0112
2
アイヌの神話。「ぎんのしずく」つながりでリクエスト。息子に読み聞かせ。面白かった様子。アイヌ文化の解説付きで、面白い。神様、酔っぱらってる。最後のページ面白い。2015/02/16
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