内容説明
本書ではまず、救急患者を救命するためには、いかに早く医療対応をしなければならないかを述べ、次にわが国の救急医療の現状と問題にふれ、解決策を提案する。また、最近起こった妊婦たらい回し事件や秋葉原殺傷事件、過去の災害・事件である阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件についても、その救急医療対応についてコメントする。
目次
1 救命されるために必要な時間
2 わが国の救急医療体制の仕組みはどうなっているのか(救急診療体制;救急搬送体制 ほか)
3 わが国の救急医療体制の問題とその解決策(救急診療体制;救急搬送体制 ほか)
4 過去の災害・事件の救急医療対応の問題と今後のあり方(妊婦たらい回し事件;秋葉原殺傷事件 ほか)
5 今後のわが国の救急医療体制のあるべき姿(大学病院や公的・準公的総合病院は軽重症を含めた救急患者を診る総合救急医療機関としての役割を果たすべき―総合病院を中心とした救急医療体制の構築;救急医療改革―役割分担、連携、集約化と分散)
資料
著者等紹介
小濱啓次[コハマアキツグ]
川崎医療福祉大学教授、川崎医科大学名誉教授。日本航空医療学会理事長、病院前救急診療研究会代表幹事、日本救急医療財団副理事長、特定NPO法人救急ヘリネットワーク(HEM‐Net)副理事長、日本救急医学会名誉会員、日本赤十字救急法研究委員会委員長。救急医療功労賞(厚生労働大臣表彰)、救急功労者表彰(消防庁長官賞)、日本医師会最高優功賞、山陽新聞賞(学術功労)など多数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 熊楠 - 生命と霊性
-
- 電子書籍
- マイ・ダーリン・ハンバーガー