内容説明
現実社会とのかかわりを追求した経済学史研究の成果・古典案内を網羅する。とくに次代をになう人々に必読の、経済学の危機を乗りこえる経済学案内。
目次
経済学史の学び方
スミス『国富論』
リカードウ『経済学および課税の原理』
デイヴィド・リカードウ
T・R・マルサス
大内力氏の『経済学体系』批判
竹内芳郎氏の佐竹恒有(見田石介)氏批判に対する反批判
『資本論』研究に大きな刺激―林直道著『フランス語版資本論の研究』
河上肇と『資本論』
経済学の危機と教育改革のあり方〔ほか〕
著者等紹介
上野俊樹[ウエノトシキ]
1942年9月30日大阪市に生まれる。1961年3月大阪府立天王寺高等学校卒業。1968年3月早稲田大学第一政治経済学部卒業。1968年4月大阪市立大学大学院経済学研究科修士課程入学。1970年3月同修士課程修了。1970年4月大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程入学。1973年3月同博士課程単位取得退学。1973年4月立命館大学経済学部助教授。1983年4月立命館大学経済学部教授。1992年10月博士(経済学)。1999年5月5日没(享年56歳)。1999年5月立命館大学名誉教授
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