内容説明
はじめてみるそとのせかい、はじめてであうどうぶつたち―『二ひきのこぐま』の写真家イーラと、『おやすみなさいおつきさま』の絵本作家マーガレット・ワイズ・ブラウンが、いっしょにつくりあげた、写真絵本の傑作!
著者等紹介
イーラ[イーラ] [Ylla]
1911年オーストリアのウィーンに生まれる。本名はカミーラ・コフラー(Camilla Koffler)。第一次大戦中は各地を転々とし、1931年、パリのコラロッシ・アカデミーで彫刻を学びながら、写真家エルジー・ランドーの助手となる。1932年にレ・プレイヤード画廊で写真展を開催し、動物専門の写真スタジオを開く。1940年のドイツ軍パリ侵攻の翌年、アメリカに渡り、ニューヨークで写真スタジオを開く。1952年には、ケニア・ウガンダで三ヵ月にわたり野生動物の撮影を敢行。1955年、インドで牛車レースの撮影中に事故で亡くなる
ブラウン,マーガレット・ワイズ[ブラウン,マーガレットワイズ] [Brown,Margaret Wise]
1910年ニューヨーク・ブルックリンに生まれる。1932年、ホリンズ大学卒業後、教職を経て、バンク・ストリート教育大学にある、幼年期の発達についてのリサーチセンターで、子どものための本を書きはじめる。1938年、W・R・スコット社で絵本編集者・絵本作家として活動をはじめ、クレメント・ハードやレナード・ワイスガードら、才能ある画家、作家、編集者とともに多くの名作絵本を生みだしていく。生涯に書いた絵本は100冊以上になる。1952年、フランス・ニースへの旅の途上で亡くなる
戸澤柊[トザワシュウ]
翻訳家、絵本・児童文学研究。20世紀中頃までの絵本と挿画に関心がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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