内容説明
「悪夢と憧憬にみちていた」十代の回想から、天井桟敷とのフランス滞在記まで、’70年代初期のエッセイを収録。
目次
恋愛嘘ごっこ(恋愛嘘ごっこ;ある日の私とチョコレート;冗談コロコロ、シラミがピョンピョン ほか)
幻の影を慕いて(幻の影を慕いて;アメリカ、アメリカ;ひとりみあげる…―ピンナップ ほか)
ばら色の人生?(いづみの日記―一九七〇年;ばら色の人生?;眠らぬ秋の夜の幻想曲 ほか)
著者等紹介
鈴木いづみ[スズキイズミ]
1949年7月10日、静岡県伊東市に生まれる。高校卒業後、市役所に勤務。1969年上京、モデル、俳優を経て作家となる。1973年、伝説となった天才アルトサックス奏者阿部薫と結婚、一女をもうける。新聞、雑誌、単行本、映画、舞台(天井浅敷)、テレビなど、あらゆるメディアに登場、その存在自体がひとつのメディアとなり、’70年代を体現する。1986年2月17日、異常な速度で燃焼した36年7カ月の生に、首つり自殺で終止符を打つ
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