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内容説明
特別支援教育時代に障害をどう語るか―12の基本要素。障害の説明を通して、子どもたちに人と人がいかに生きていけばよいかを教え、けっしてあなたをひとりにはしないと伝える。
目次
すべての先生・お母さん・お父さんが求められる
何のために説明するか
子どもたちはなぜ質問するのか
説明に含まれる12の要素(障害名・“障害”という表現;障害の原因;その子の状態や抱えている困難 ほか)
親の説明・教師の説明
説明のシステム化と方略
教師の説明・親の説明―例と解説
これから
著者等紹介
相川恵子[アイカワケイコ]
横浜市立篠原西小学校教諭(個別支援学級担任)。日本特殊教育学会会員、日本LD学会会員
仁平義明[ニヘイヨシアキ]
東北大学大学院文学研究科心理学講座教授。日本自閉症スペクトラム学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いとう
4
𠮷田友子先生の「自分のこと」の教え方(学研)が、病院の先生から子ども本人への障害の説明であるのに対し、本書は学校の先生がクラスの子どもたちへ、クラス内の子どもの障害を説明するという内容。 特別支援教育・インクルーシブ教育の体制においては、「全ての教師が障害の有る子どもについて他の子どもに説明する必要性が増す」(p3)と指摘があるように、子どもに関わる支援者がその置かれた立場で子ども(たち)に説明責任を果たさなければならないのだろう。末にはシチュエーションごとの説明例文が掲載されていてわかりやすい。2023/12/07
ナナシ
0
【p76 「自閉症の人にとってよい支援者というのは、穏やかさ、自閉症の人にとっての予測しやすさ(わかりやすさ)、ユーモアの感覚、共感性、そして分析的に物事を見られる傾向を持った人です」と、NASは書いています。】 ハウツー本寄りの事例集。2016/02/02
林克也
0
周りの皆に説明することも勿論必要だし、難しい問題だが、本人にいかに理解させるかが重要であるし、難しい。2009/09/18
みみこ
0
発展途上の分野であり、ゴールのない分野でもある。今後、集団に告知をした当事者、障害者本人がどう感じたか、変わったかについても声が上がるといい。2019/09/27