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目次
1 みやの森カフェをつくる人(みやの森カフェオーナー・加藤愛理子;みやの森カフェもう一人のオーナー・水野カオル)
2 みやの森カフェに集う人たち(みやの森カフェのスタッフ&臨床美術士・渡辺恭子;みやの森カフェのパティシエ&お客さん・深浦舞;みやの森カフェの台湾からのお客さん・五十嵐祐紀子;みやの森カフェの仲間・宮袋季美)
3 みやの森カフェを語ろう(Ponteとやまの活動;みやの森カフェをとりまくつながり)
著者等紹介
南雲明彦[ナグモアキヒコ]
1984年生まれ。新潟県湯沢町出身。明蓬館高等学校(通信制高校)・共育コーディネーター。株式会社システムブレーンの講師として全国各地で講演をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
30
興味深い内容の本だった。富山県砺波市に2014年にオープンした“みやの森カフェ”。運営の中心である加藤愛理子さんと一緒に活動している方々が登場する。特に臨床美術士としてアートカフェを開き、カフェのスタッフをされている渡辺恭子さんのお話はとても興味深かった。障がいがあってもなくても、若い人もお年寄りも関係なくつながる場所、唯一の共通点は、カフェのお客さんである、ということ。それはとてもシンプルで分かりやすい。こんなカフェ、私も地域に作りないなぁ(^^) 2020/02/16
makoto018
6
みやの森カフェには、いろいろ悩みを持つ人が集まってくる。最初のほうに出てくる介護カフェの参加者の言葉がいい。「60歳が8人集まるから、480年分のビッグデータがあるのよー。」だからどんな悩みも相談できると。ほかにも不登校児や発達障害の子もやってくる。居場所ではなくカフェだから、給仕・調理する、お客になるという立場がある。そして、ガチガチにルールがなく、不完全だからこそ、やってくる人が補完することができ、役割を持つことができる。支援者とか当事者という垣根がなくなり、悩みをオープンにでき、つながりが生まれる。2020/07/11
しゅんぺい(笑)
4
試されてるっていうか、値踏みされてる感覚。これを読んでピンと来たけど、こういうのがあるかどうかが支援機関かどうかで分かれてくるんちゃうかと思う。それがない場がほしい。そういう場じゃないと行きたくないってあるひとも言うてたけど、その通りやと思う。あと、眺めてるっていう支援っていうのもいいなと思った。そう、支援ってもっと多様でいい。2019/11/21
hana@マインドサポーター
4
これ!こういうのをやりたい!いろいろな人と繋がっていける場所。学校でも会社でもない、そして、家庭でもない、サードプレイス。学んだり、遊んだり、作ったり、話したり、何もしなかったり、でもそこには心地よい「繋がり」がある。それでいいと思う。 ゴールや結論ばかり追いかけていたらつまらないような気がするんですよね。2019/08/10
suiu
3
似たようなカフェを作ったとしても、誰にでも同じことができるわけじゃないし、地域柄、馴染まないところもあるだろうな。 興味深く読みましたが、時系列とか、項目別にうまくまとまってない感じで、とりとめのない印象もありました。2021/02/12