目次
第1部 自閉症の人を、どう理解し、どうかかわるか(自閉症の人の行動の特徴;“問題行動”を、どう考えるか;自閉症の人に育てたい3つの力)
第2部 自閉症の人の考える力を、どう育てるか(知能と頭の中の活動について;自閉症の人の能力の使われ方;自閉症の人にわかる言葉、わからない言葉 ほか)
第3部 自閉症の人の働く力を、どう育てるか(教えることの大切さ;自律する力を、こうして育てる;働く力を育てるときのポイント ほか)
著者等紹介
篁一誠[タカムライッセイ]
現職、NPO法人PDDサポートセンターグリーンフォーレスト理事長。1967年早稲田大学第一文学部哲学科心理学専攻卒業。1969年早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。職歴、1967年財団法人精神医学研究所心理学研究室。1975年東海大学医学部付属病院精神科心理室。1997年社会福祉法人横浜やまびこの里東やまた工房。2002年よこはま・自閉症支援室(社会福祉法人横浜やまびこの里)。2008年現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Asakura Arata
6
僕が勝手に師匠と思っている篁先生の本を読み終えた。実際の経験に裏付けられた内容なのでとても参考になり、力づけられる。2020/05/02
りんふぁ
1
ハッと突き刺さる視点が数多く。知らず知らず、自分自身の見方が偏っていたことに気付く。気付けて良かった。これは勉強になります。2015/08/14
ぴーたん
1
ツイッターつながりでオススメされた本。自閉症の人に数十年寄り添ってきた方が書かれた本だけに、とっても説得力がありました。自閉症はこういう人、と決め付けないこと。他の人は記録に「こだわり始まる」と書くが、それはどんな行為なのか、何によって始まったのか、本当の欲求は何なのかじっくり付き合うこと。「足が棒になる」などの比喩が分からずそのまま受け取ってしまうこと、「ちゃんと」などの指示が何をするかわからなくなってしまうことがよくわかりました。「意欲の障害」自閉的要素を持つ生徒をもっとしっかり観察してみます。2011/04/28
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