出版社内容情報
ハービーは、市場で詩のコンテストのポスターを見つけました。賞品はケーキと知って、はりきって詩をかきはじめます。コンテスト当日、自信をもって舞台にあがったハービーですが……。コミカルなハービーの魅力がいっぱいの、シリーズ第3弾です。
内容説明
ハービーが詩のコンテスト!?一等賞のケーキをねらってはりきるハービーですが…。
著者等紹介
マザーズ,ペトラ[マザーズ,ペトラ][Mathers,Petra]
ドイツの『黒い森』に生まれる。1986年に『Maria Theresa』でエズラ・ジャック・キーツ賞を受賞。また、『ぼくのお気にいり』(BL出版)など3冊が、ニューヨークタイムズ選定・年間最優秀絵本絵画賞を受賞している
今江祥智[イマエヨシトモ]
大阪市生まれ。童話作家
遠藤育枝[エンドウイクエ]
京都市生まれ。アメリカ・シモンズ大学で児童文学を学ぶ。現在、京都精華大学で児童文学と英語を教えている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
19
不思議な感覚の絵本です。べったり愛情モノでも成功する話でもないんだけど、変わりモンが自分らしい居場所を見つけて、ほっこり。最後のケーキの惨状にオタマさんと大笑い。2017/11/15
遠い日
15
ロッティーとハービーのシリーズ。ペトラ・マザーズの絵を求めて。ちょっととぼけたハービーの感覚全開の物語。詩の大会では疎んじられて早々に飽きられたハービーの詩も巷の庶民派レストランでは大ウケ。居合わせたひと(?)たちみんなが一癖ありそうで、そのくせ人情味のある場所。傷ついたハービーの自尊心も回復したようで、終わりよければ全てよし。2015/11/03
ochatomo
3
エリック・カール絵本美術館の本で紹介されているPetra Mathers氏のコミック絵本シリーズ 原画が見たくなる 元本2000年 2001刊2018/10/04
amdd
3
ゆるいキャラクターに素朴な絵、何より色合いに魅かれて読みました。登場人(動)物がオトボケ顔で、ついつい顔がゆるんじゃう。ストーリーもほのぼので、子供向けな一冊。2011/07/24
ひらひら
1
ロッティーの具合が悪い場面が、思ってたのと違くて面白かった。てっきり寝込むとか、そういう絵だと思ってたから。ハービーの前に詩を披露していた彼も独特だった。急いで帰ったってことが、最後のケーキを見てよくわかった。 ペトラの絵がとにかく好き。彼女のすべての絵本を読みたい。2018/06/28