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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらきち
9
実話とは思えない冒険の数々で、とても面白かった。気船が主流のＷＷ１に、帆船で通商破壊を試みる。これだけでも冒険的なのに、これを想像力豊かな偽装やハッタリで成功させていきます。度胸もさることながら、土壇場の機転も見事で気持ちがいい。また、ルックナー伯爵の少年時代の話も、海洋冒険小説と言われても疑わないぐらい面白かった。「片手はお前のために、片手は船のために」「ドイツの樫はなお立っている！」「さらば！」2019/01/25
みそみそ
2
名著。本当に面白い一冊。戦時下でもルールを守ることを貫いたことは読み手に感動を与えるし、それによる捕虜との交流なども非常に面白かった。2023/03/10
Koning
1
うっかり、本棚カテゴリで海洋冒険小説としたくなるけど、これは実話。WWIで海の悪魔と恐れられたルックナー伯と帆船ゼーアードラー号の通称破壊作戦の顛末。でもこの冒険に満ち、海の男らしい潮気たっぷりな活躍は下手な小説を読むよりおもしろいのだから困っちゃう。ほんと、戦争で冒険を語っていいのはWWIまでだよねとか（それむりあるよ）改めて思ったり。しかし、何この美男美女は（w2012/02/08
名無し岩手県民
0
いやあ面白い本でしたー。ルックナー伯爵の冒険嘆とゼーアドラー号の胸すく通商破壊は下手なフィクションよりよほどわくわくしましたー。2011/10/08
