内容説明
帰還同胞として、祖国・韓国に戻った家族の長男として生まれた人が、その宿命に翻弄されながらも、力強く生き抜いてきた半生。
目次
キツネの話
やいと(お灸)の想い出~父母との別れ
私の母方の実家
赤壁歌を歌っていたおじいさんは晋州の閑良(知識人)
悲しかった小学校入学式
餅ひとつ、さつまいも一口
山へ川へ、友達と一緒に過ごした夏休み
フミコ叔母さんがお嫁に行った日
おはじき大将
小さくて辛い唐辛子―ジョンヨルと私〔ほか〕
著者等紹介
朴丁煕[パクジョンヒ]
号、月浦(ゲッボ)。1948年、韓国慶南晋州市生まれ。晋州高校卒。ソウル漢陽大学校法政学部卒、同大行政大学院行政学修士。国立慶尚大学行政学部博士課程修了。京都短期大学修了。現在、韓国国際大学(晋州市)客員教授、韓日茶道文化研究院長(釜山)、全日新聞(全州市日刊紙)コラムニスト。韓国文人協会、国際Pen会員。南江文学(釜山)会長。韓国文人協会国際振興財団委員長。(株)新陶秀庵代表、日本ロングステイ財団韓国会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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