内容説明
幼少の頃より、日々鍛錬に明け暮れ、ひたすら自己を錬磨し続けた一人の男がいた。拳道会総師中村日出夫。その不倒不屈の“拳”が、“心”とひとつになったとき、新たなる道―拳の道が生まれた。幻の空手家中村日出夫の知られざる真実。
目次
第1章 出会い(本物の武道家がもつ威圧感;闘争心に燃える少年;幻の空手家の存在 ほか)
第2章 鍛錬(負けず嫌いの腕白;山寺での修行;自分の道は自分で切り拓く ほか)
第3章 拳の道(生涯の伴侶との出会い;僕と一緒じゃ苦労しますよ;“心身鍛錬場”―修得館開設 ほか)
第4章 拳道会誕生(“技に込める心”を見る眼;怪我は己れに負けたこと;心の通った生きた“動作” ほか)