内容説明
空手の蹴りはなぜ、実戦では使えないのか?空手の突きはなぜ、真の威力を失ったのか?全ての答えは『正中線』にあった。沖縄に生まれ、古伝の空手を修行。21世紀の「武士・新垣」が真の空手とは何か、沖縄のみ伝承を許された奥義の全てを徹底的に解明する。
目次
第1章 歩行とは何か―仮想重心へ落ちる
第2章 達人とは何か―身体内で歩く
第3章 正中線とは何か―身体内の壁
第4章 攻防とは何か―正中線の取り合い
第5章 蹴りとは何か―究極の蹴り
第6章 天地線―上下を分ける線
著者等紹介
新垣清[アラカキキヨシ]
1954年10月17日、沖縄県那覇市生まれ。13歳で長嶺将真十段の松林流に入門。その傍ら多くの沖縄空手界の重鎮、長老の下へと通い、古伝の沖縄空手、古武道を習得する。1977年に渡米し翌年にはフルコンタクト空手も導入。アイオワ州での指導中には、その実績において自身と弟子の結成したチームはフルコンタクト空手で米国中西部一、そして全米でも有数の道場との異名を取る。フルコンタクト、硬式の全米、世界選手権大会で、形と組手の部門で数多くのトロフィーを獲得する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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