力への意志―ニーチェ肉体論

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892194085
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1010

内容説明

ニーチェの思考はコギトではなく、肉体の思考である。カントの超越論的な自我に代わって、ニーチェは肉体の自我を主張する。肉体の思考、その奥処にあるのは「力への意志」―それは「超人」「永劫回帰」と並ぶニーチェの中心概念。

目次

第1章 ニーチェの肉体一元論
第2章 「大いなる理性としての肉体」と「力への意志」
第3章 「力の感情」
第4章 高貴な人間
第5章 カント「超越論的自我」とニーチェ

著者等紹介

眞田収一郎[サナダシュウイチロウ]
昭和15年東京都に生まれる。慶應義塾大学文学部卒(哲学専攻)。主に九州大学と日本大学で教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Yuki

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ニーチェが提唱した力への意志説、「ある(etre)」ではなく「なる(devenir)」という生成・創造の世界観を、小さな生命体のスペクトラムとしての”肉体(Leib)”から論じていく試み。/たいへん御行儀の良いニーチェ解釈であるため、知的好奇心が満たされきらないかもしません。2025/01/06

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