内容説明
詩人であり芸術家でもある乞食僧良寛の詩歌や膨大な資料を渉猟し専門家の研究書とは異るユニークな論を随所に展開。あらゆる価値観が崩壊するこの時代だからこそ一読に値する良寛考。
目次
少・青年時代
修行の時代
故郷に帰る
五合庵時代
日常生活
性格の展開
乙子神社時代と維経尼
島崎木村邸時代
良寛をめぐる人々
晩年の良寛と貞心尼
良寛の芸術
僧侶としての良寛
悟道の人
結論
著者等紹介
渡辺三省[ワタナベサンセイ]
明治39年(1906)新潟県小千谷市に生る。専修大学経済学部に学ぶ。中魚沼郡岩沢村長、その他種々なる公職に就く。地域文化功労者として、政府より表彰を受く。勲六等単光旭日章を授与さる
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