出版社内容情報
これから私たちは、どんな観光をめざせばよいのだろうか。無理な町おこしやオーバーツーリズム、いきすぎた観光投資……。観光の問題は、現代社会そのものの矛盾と結びついている。本書は社会を広くとらえる視点から、「無理しない」をテーマに、地域を守る新しい観光のあり方を提言する。
内容説明
これから私たちは、どんな観光をめざせばよいのだろうか。無理な町おこしやオーバーツーリズム、いきすぎた観光投資…。観光の問題は、現代社会そのものの矛盾と結びついている。本書は社会を広くとらえる視点から、「無理しない」をテーマに、地域を守る新しい観光のあり方を提言する。
目次
なぜ「みんな幸せ」になれなかったのか―観光をめぐる理想と現実
第1部 観光で稼ぐのは難しい―観光による経済成長の限界(高級ホテルの従業員は高級ホテルに泊まれる?―観光する人/される人に生じる格差;今日の空室は明日売れない―観光が格差を悪化させるのはなぜか?;予約サイトに一割持っていかれる―プラットフォームビジネスの限界)
第2部 観光と地域の多様性と自由を生かす―「無理しない」観光のかたち(すべての地域が「観光地」をめざすべきなのか?―地域をめぐる政治と自由を再考する;無理な町おこしはしなくていい―ローカルな限定性を生かす;暮らしやすさを保つ、国土を守る―消費されない観光をめざして)
これからめざす「無理しない」観光のかたち―価値と多様性を再考する
著者等紹介
福井一喜[フクイカズキ]
1987年埼玉県生まれ。2016年筑波大学大学院生命環境科学研究科地球環境科学専攻、博士後期課程修了。博士(理学)(筑波大学)。現在、流通経済大学社会学部国際観光学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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