出版社内容情報
黒木久勝[クロキ ヒサカツ]
著・文・その他
内容説明
天才役者、揚羽恋之介と弟子の剣豪、烏森堅四郎の体を張った階段落ちで大人気となった揚羽座。だが、移り気な江戸っ子にすぐに飽きられ、犬が演じる忠臣蔵、その名も『忠犬蔵』に客を奪われる。荒れる恋之介に尽くす堅四郎だったが、ある夜、舞台で失敗した犬の五郎丸が座頭に折檻される場面に遭遇。思わず五郎丸を逃がしたことで、犬遣いの紅小町がほおずき長屋に乗り込んでくる。期待の新シリーズ第二弾!
著者等紹介
黒木久勝[クロキヒサカツ]
1973年、大阪市出身。高校卒業後、映画『東京フィスト』のスタッフとして参加するために上京。以後、塚本晋也監督の助監督を務める。また、フリーのディレクターとして、テレビ番組制作に従事。2007年、映画『悪夢探偵』で脚本家デビュー。2015年、「鬼がらす恋芝居」シリーズ(双葉文庫)で小説家デビューを飾る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。