内容説明
宗教の本質は祈り、神秘学の本質は瞑想。日本のシュタイナー学の第一人者が宗教と神秘学の関係を世界史的視野でとらえた基本書。
目次
序章 祈りと瞑想(祈り・神聖な表現行為;瞑想・内部に集中する力)
第1章 宇宙のマトリックス(空間と時間;内なるものを外なるものへ ほか)
第2章 縁起の風景(縁起説と因果論;人間の本源を問う『原人論』 ほか)
第3章 瞑想の神とロゴスの神(本当のポアとは;生起次第と究竟次第 ほか)
第4章 死と悪をめぐって(内なる宗教;シュタイナーの死生観 ほか)
著者等紹介
高橋巌[タカハシイワオ]
東京生まれ。1973年まで慶応義塾大学文学部哲学科美学美術史教授。のち名誉教授。現在日本人智学協会代表。著書に『シュタイナー教育入門』、訳書:『神秘学概論』他多数
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