内容説明
「一衣帯水」の中国と日本の比較文化論。日本語との出会いから50年。上海外国語大学での日本語教育と日本における研究を基にした評論集。
目次
中国語の中の日本語
鴎外の漢詩を読むために
森鴎外と中国文化―その漢詩から見て
森鴎外と魯迅
継続する日本語ブーム―学習者の多様化
中国語と日本語
上海と日本の作家たち
日文研随想―環境あれこれ
麗大漫筆―春の花に思いを馳せて
著者等紹介
陳生保[チンセイホ]
1936年、上海に生まれる。1964年北京大学日本語科の大学院卒業後、定年まで35年間上海外国語大学日本語学部につとめる。講師、副教授、学部長を経て、教授、同大学日本研究センター主任を歴任。1980年5月から82年3月、中京大学客員教授。1982年4月から同年8月、京都大学文学部研修員。1987年3月から91年6月、東京大学大学院比較文学比較文化研究室客員研究員。『森鴎外の漢詩』により、1991年3月、東京大学の学術博士を取得。1996年7月から97年6月、国際日本文化研究センター客員教授。1999年4月から2004年3月、麗沢大学嘱託教授
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