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内容説明
子どもを育てる・育て直すには、5つのポイントから。見つめる、ほほ笑む、話しかける、触る、ほめる、脳科学を活用した新しい療育プログラム。
目次
1 理解と対応のための基本的な考え方(ADHD(注意欠陥多動性障害)の特性
ADHD児に向き合うとは
ADHDへの対応
前頭葉を育てる六つの技術 ほか)
2 理解と技術を高めるQ&A(順番を守らせるには?;遊びを中断させるには?;兄弟一緒に宿題をみる場合は?;問題行動が多い子どもに対しては? ほか)
著者等紹介
平山諭[ヒラヤマサトシ]
倉敷市立短期大学専攻科保育臨床専攻教授。最終学歴は、筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科。専門は、発達臨床学・発達病理学・臨床心理学(臨床発達心理士)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
るい
4
読んでいくうちに、自分自身を顧みて、ノルアドレナリンが多く、セロトニンが少ないのではないかと思った。子どもに関わる時のヒントにもなる。しかし、同時に、自分自身のセロトニンを増やしていく必要もあると実感した。女性のストレスチェックもついており、改善策も提示してある。食事に気をつけ、セロトニンを増やすような行動を心がけ、子どもたちに還元していきたい。2015/01/31
るい
2
「満足脳にしてあげればだれもが育つ!」と共に読むことで、より理解が深まった。こちらはより教師向けだと思う。ADHD、ASの子どもの特徴と、効果的な指導法が詳しく述べられている。顔いっぱいに微笑んで、楽しいお話をしたり、歌ったり踊ったりする感じを出して、表現系・ドーパミン系の授業をしたい。子どもを叱りつけたり、説明を求めたりしても、セロトニンが下がるだけだ。認めてあげて、シナプスを作り、神経伝達物質を増やしてあげると考えたい。2014/06/22
るい
0
問題を起こした生徒を、別室に呼んで複数の教師で囲み、長々と叱る。ところが最近、そういう指導の効果に疑問を抱く。なぜなら、生徒は別室から出た瞬間にケロっとしていたり、しばらくすると同じことを繰り返したりするからだ。そして、その生徒はたいてい軽度の発達障害がある。叱らないと、甘いと言われたり、叱らなくても良くなるのか不安になる。だが、本書を読むと目の前の生徒には完全にセロトニン5が足りていない。セロトニン5を意識して指導していきたい。2015/06/04