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国を興すは教育にあり―小林虎三郎と「米百俵」

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892054549
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1023

内容説明

「米百俵」の小林虎三郎と師佐久間象山、ライバル河井継之助との思想的ドラマを激動の幕末維新を背景に生き生きと描く。『興学私議』の現代語訳、小金井きみ子『戊辰のむかしがたり』収載。

目次

第1章 国を興すは教育にあり
第2章 興学私議―「米百俵」の原点
第3章 小林虎三郎と佐久間象山・吉田松陰
第4章 小林虎三郎と河井継之助―戊辰戦争の長岡藩
第5章 「米百俵」の思想
付章 戊辰のむかしがたり―虎三郎妹家族の戊辰戦争

著者等紹介

松本健一[マツモトケンイチ]
1946(昭和21年)、群馬県生まれ。東京大学経済学部卒業。法政大学大学院日本文学研究科博士課程修了。1970年、大学院在学中に『若き北一輝』を発表して注目を集め、以後、日本近代の思想、政治、社会、文学の多方面に活動。現在、麗沢大学教授。専攻は近代日本精神史。95年に『近代アジア精神史の試み』(中公叢書)でアジア太平洋賞、02年に『日本の近代1 開国・維新』(中央公論新社)で吉田茂賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

長岡紅蓮

5
戊辰戦争後の窮乏期に長岡藩の文武総督を務めた小林虎三郎。彼は三根山藩から救援米として送られてきた百俵の米を藩士に配給するのではなく、お金に換え、そのお金を国漢学校の創設資金に使った。そして、その学校からは渡辺廉吉や山本五十六といったのちに活躍する人材が数多く生み出されている。史実として、目先のことではなく、未来を考えて投資していくことの重要性を学ぶのに最適な書です。小林虎三郎は、もっとクローズアップされるべき人物だと思う。2018/10/17

和田 信久

1
米百俵の話については、ほとんどないではないかー!小林虎三郎、吉田松陰、河井継之助、佐久間象山などなど、幕末から、明治にかけての偉人たちの伝記の話があり、米百俵の話が、まだかなまだかなと、読み進めて、やっと出てきたーと思ったら、ちょっとやないですかー。勝手に期待した私が悪かったのかと思い、次の米百俵読みます。米百俵で検索してたら、結構あるやんけー。次で私の期待するものでありますようにー。祈 山本有三さんの読んでみます。2023/11/05

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