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内容説明
米国の採石場で人知れず働く一人の男がいた。彼の名はウィン。かつてアトランチス島を攻略した冒険家であったが、兄弟子であるルイスの策略によって、うだつのあがらない日々を過ごしていた。そんな彼の元に、ウィンの師匠の娘・ハナが現れ、新聞の一面を突きつける。―アトランチス島復活!?一度は沈めたアトランチス島が、何故か再浮上したというのだ。師匠の無念を晴らすため、そしてアトランチスの謎を解き、再び沈めるため、ウィンは再び“ボン”を片手にアトランチスへの冒険に望むのだが…そこにはある陰謀が張り巡らされていたのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
58
ファミコンゲームのノベライズ。プレイ動画を見て、軽く予習してから読んでみた。秘境を目指す冒険活劇なので雰囲気がインディ・ジョーンズっぽい。冒険家、ヒロイン、子供の3人組でチームになるのは「魔宮の伝説」で、ライバルがいて争奪戦ってのは「レイダース」を連想。物語前半は、下地を丁寧に作ってある感じ。浮上したアトランチス島に乗り込んでからは、様々なモンスターが出てきて倒したり逃げ回ったりのアドベンチャー。ゲームの雰囲気が、出ているように思う。大風呂敷が派手に広がって、大団円。洋画劇場を楽しんだ感覚で、本を閉じる。2022/03/07
遊真
1
ゲームソフト“アトランチスの謎”のノベライズ。実はあまり期待していなかったのだが、実際に読んでみると秘境探検物としてきっちりと仕上げつつ、原作で明かされなかった数々の謎への答えも用意しているというなかなかの意欲作だった。原作をストレートにノベライズするのでは無く、後日譚という位置づけにしたのも上手い(原作ラストのあの投げっぱなし感を作品内に取り込むにはベストな方法だと思う)。2014/07/14
ギマ
1
嫌いじゃない。このハリウッド風味、字幕翻訳を多少なりとも意識したとみえる台詞回し。クリアできなかったがこのゲームが好きだったこともあり、結構楽しかった。しかしラスボスがあの人とは。2014/02/17
Panico
1
あのとんでもなく少ない情報量からよくもここまで話を作(略)努めてハリウッド的というかインディの方のジョーンズ風な流れにしようとしているが、どちらかと言えばモンタナの方のジョーンズみたいな冒険譚な仕上がり。こちらもシステム上の謎な要素にそれなりの理屈をつけた意欲作って感じか。ゲームそのものの解釈を一層ややこしくしているピラミッド・モアイ&NAGOYAやいっきのキャラは相当苦しいが…2013/12/25
matsu0310
0
❌2016/01/31