内容説明
街の片隅にひっそり残る「純喫茶」の世界。
目次
喫茶有楽―東京・浅草橋
珈琲オンリー―東京・南千住
コーヒー専門店エース―東京・神田
ペルル―東京・岩本町
喫茶室サンローゼ―東京・北千住
カトレア―東京・新橋
六曜社コーヒー店―京都・三条
珊瑚―東京・東向島
コーヒー太郎―東京・武蔵小山
ぎおん石CAF´E―京都・祗園〔ほか〕
著者等紹介
難波里奈[ナンバリナ]
昭和生まれ、東京育ち、日本橋勤務会社員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネコタ
19
(図書館)喫茶店の専門家、難波里奈さんが選んだ数々のお店が紹介されている。主に東京のお店。どのお店もレトロで趣がある居心地の良さそうなお店。そういうお店ってだいたい入りづらいけど入ったら落ち着く。喫茶店が数多い名古屋からはエントリーなし。クリームソーダが飲みたい、子供だから。2016/10/12
ozoz
15
横長の本にストライプの表紙。なんだか手にとってしまう懐かしさは、純喫茶の魅力と一緒。開けば、あたたかな照明と座り心地の良い椅子。鮮やかなグリーンと真っ赤なサクランボのクリームソーダ。琥珀色のコーヒーに、キツネ色のトーストとホットケーキ。愛らしいマッチ箱にオリジナルコースターとナプキン。全てが好き!関東圏がほとんどなので行ったことはないけど、世界観を味わえました。入りにくさも魅力なのかもね。看板のレトロな書体もたまりません。2017/01/08
BEAN STARK
11
看板やメニューの文字が懐かしい。近くに純喫茶はないけれど、旅先で見つけたら入りたい。ソファーはきっと座り心地が良いだろう。扉を開けて店に入れば、昭和の時代へ誘うかのよう。現実からちょっと離れてぼんやりと。ホットケーキにバターが染み込んだ甘い味、珈琲の香り、クリームソーダのシュワシュワ弾ける音が聞こえて来そう。喫茶店のマッチが好きで集めていた頃もあったな~。2017/01/24
きゅー
8
見開きで1店を紹介。写真3枚にすこしの紹介文。簡潔にまとまっているので想像力が膨らむ。この中から少しずつ訪ねていく楽しみもある。2021/01/30
SIGERU
8
喫茶店が好きなので、読友さんの記事で見かけて以来、ずっと読みたいと思っていました。期待どおり素敵な本でした。ただ独身時代と様異なり、すっかり酒が中心の生活になってしまった現在では、この喫茶店いいなあと思ってもなかなか足が向かないのが実態です。ついご近所の純喫茶で済ませてしまいます。それでも、その気になればすぐ立ち寄れる「コーヒーロン」「珈琲ワンモア」「コーヒーキャット」などは行ってみたいなあ。2016/09/04
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