出版社内容情報
都市伝説が実体を持ち、人に危害を加えるようになった”新種の怪異”。
その存在は政府によって極秘として取り扱われ、“偽の月”を見ることができるごく一部の人間たちだけが認知できる。
国内の被害者が急速に増加する中、怪異に立ち向かう方法はたったひとつ――物理攻撃だった。
怪異駆除の専門業者・唐木田探偵社新入社員の〈ネズミ〉は、入社早々、同僚たちからあらゆる戦闘方法を叩き込まれ、実戦に駆り出される。
最前線の戦闘班は10年生存率25%といわれ、生き残っている現メンバーたちも、特殊な事情を抱えた問題児だらけだった。
ルール無用に襲いくる怪異に命からがら立ち向かううち、同僚たちとの間にも不思議な絆が芽生えるが、依然として怪異の被害者は指数関数的に増えるばかり。
果たしてネズミたち探偵社の面々は、怪異急増の原因を突き止められるのか――。
内容説明
実体を持った「都市伝説」が人々を襲い、年間数百人が命を落とす。対処方法はただひとつ―物理攻撃だった。怪異駆除の専門業者・唐木田探偵社に入社した“ネズミ”は、あらゆる戦闘方法を叩き込まれ実戦に駆り出される。最前線の戦闘員は10年生存率25%で、特殊な事情を抱えた問題児だらけだった。死闘を繰り広げるうち同僚との間には不思議な絆が芽生えるが、被害は拡大するばかり。果たして探偵社の面々は原因を突き止められるのか―!?不安と恐怖が実体化した“新種の怪異”を、変人揃いの探偵社が撃ち抜く!
著者等紹介
似鳥鶏[ニタドリケイ]
1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、デビュー。ユーモラスな文体を活かしたキャラクターミステリから、社会問題を扱った重厚なサスペンスまで、幅広い作風を使い分ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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